Q&A / よく耳にする「定款」とは何ですか?
会社を設立するにあたっては、「定款」という会社設立・経営のルールを記載した文書を作らなければなりません。
基本的なものでは、商号(社名)、目的、本店所在地、資本金、決算・会計期間(事業年度)、取締役・代表取締役の選任方法に関する規定などがあります。
設立や経営には、定款への表現方法や、記載の有無によって法律上の制限や細かな注意点があります。
また、「会社の株式を譲渡するには、株主総会(取締役)の承認を受けなければならない」という規定や、「当会社は,一般承継により当会社の株式を取得した者に対し,株式を当会社に売り渡すことを請求することができる」などの規定を盛り込むことにより、会社が望まない人物に会社の株式が譲渡されないようにすることができます。