税金はこれくらいかかる
会社を経営していて切り離せないのが税金です。税金の種類はさまざまあり、社会保険と同じように一つひとつ区別して覚える必要はありません。
結論から申し上げると、赤字でも黒字でも毎年必ずかかる税金が7万円で、このほかに、課税対象となる法人所得(≒利益)の約45%を納税することになります。
細かくご説明すると、まず、法人県民税(均等割)の2万円と、法人市民税(均等割)の5万円の、合計7万円が毎年課税されます。この7万円は、業績が赤字でも黒字でも必ず納税しなければなりません。
法人県民税と法人市民税には、上記の均等割のほかに「法人税割」という税区分があります。法人税割は法人税の課税対象となる法人所得について、法人県民税では5.0%、法人市民税では13.5%をかけて算出します。
「法人税」は、課税対象となる法人所得について、800万円以下の部分については22%、800万円を超える部分については30%をかけて算出します。
「法人事業税」については、課税対象となる法人所得について、所得400万円以下の部分については5.0%、400万円を超え800万円以下の部分については7.3%、800万円を超える部分については9.6%をかけて算出します。
税金は、決算書に基づいて行う、確定申告と関係があります。
【例】100万円の課税所得(≒利益)が出た年度の税金
税金の種類 | 税 額 or 税 率 | 100万円の課税所得 (≒利益)の計算例 |
|
---|---|---|---|
法人県民税 | 均等割 | 2万円 (赤字でも必ず課税) | 2万円 |
法人税割 | 5.0% | 5万円 | |
法人市民税 | 均等割 | 5万円 (赤字でも必ず課税) | 5万円 |
法人税割 | 13.5% | 13.5万円 | |
法人税 |
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22万円 | |
法人事業税 |
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5万円 | |
税額の合計 | 52.5万円 |
売上高が1,000万円を超えたら消費税
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